ライティングについて(1)


 

谷の人モード

言語の意味(語義)って皆さんどうやって覚えますか?

「辞書をひいて」が普通なんでしょうか。

むかし英単語カードってのがありました。今もあるかどうかわかりませんが。表側にスペルを裏側に意味を「自分で書いて、何度もそれを見て記憶して覚える」というタイプの、100語くらい束になっている感じだったかなあ。あれね、私、ぜーんぜん!まったく覚えられなかったんです。だから放り出した。ちなみに中1でIQ170超えてましたけど、結局知能指数っていうのは「ある特定の能力(たぶん法則性の発見が中心)しか測っていない」んですよね。IQ高い=知性が高いのではない!

私の言語の覚え方は、文脈でどのように使われているかでのイマジネーションでしかなかったんです。これね、すっごい悪い癖で、他人が話してたり文章に書いてたりしているのを聞いたり読んだりして、「辞書で確認せずに」覚えているんです。(私もそうだ、って人いるんじゃないかな?)

インターネット用語でいえば、「IT」という言葉が使われ出してしばらく私はずっと、「InTernet」の略だと思っていたんです。ああ、恥ずかしい。Information Technology ですよねー。次に「ICT」が登場して、これについては Information and Communication Technology だとすぐに確認した。

一昨年、昨年あたりから「IoT」という言葉が氾濫しだしました。ソフトバンクの孫さんなんかが「これからはIoTの時代だ」と言っていた。これ見て私は愚かにも、「新しい顔文字だ」として意味を調べることをしなかったんですよ。なんか電柱の陰から顔を少し覗かせ、こっちを見て泣いている感じ、そうか、陰で悲しむ時代がやってきたのか!と。それでずっと放置してました。馬鹿でしょう?ほんっと馬鹿。調べれば一分もかからないのに。Internet of Things の略だと気づいたのは昨年年末あたりだったという。

この悪癖は漢字の熟語などもそうで、読んだ文脈上の自分の価値観だけで語義を決めてしまい、しかもそれを平然と使ってしまうわけですね。最近はこの悪癖にだいぶ気づくようになって、今まで平然と使ってきた言葉にも「大丈夫かな?」と思って確認するようになりました。これはいかに文学と接してこなかったかってことと、IoTを顔文字だと判断してしまう馬鹿っぽさ、辞書をひく癖のない面倒くさがり屋の相乗効果ということで、天下無敵かもしれない。

 

・・・つづきます。