主体価値観と客体価値観

前の記事で予告したとおり、今回の記事では価値観の現象学的性質について、価値観を主体として扱う場合と価値観を客体として扱う場合に分け、正反対に異なる主従関係ともなりえる二つの、人間と価値観の関係を議論してみたい。 ことは簡単ではない。それどころか、現代社会に生息する人類の大多数が、価値観を主人として仰ぎ価値観に隷属している現状がある。複雑化する社会であるから... Read More

価値観の矛盾性

8月2日の断想で『価値観の現象学的性質』について書いた。このとき、はっとした。価値観の矛盾性に。と同時に、価値観という言葉を使う際に気を付けねばならないことに気づいた。価値観そのもの(人間に内在するものではなく)と、人間または人間集団に内在する価値観は分けるということがある。価値観の現象学的性質とは、価値観そのものの性質を考えたはずが、後者の、人間プラス価... Read More

価値観に影響を与えるすべて

価値観原理を考えるにあたって、私の関心が最も高いのは「価値観の形成と変容」である。どのようにして価値観は形成されるのか、どのようにして今ある価値観が変容していくのか。価値観原理の核となるテーマだと思う。 価値観形成と変容に影響を与えるすべての要因を網羅的に拾い出した。次に網羅した多くの要因を6つに分類した。もちろんChatGPTにアドヴァイスを求めた。 &... Read More

物語化

このウェブサイト全体のメニューは、当記事のようなその日の「断想」があり、主目的の「人類哲学の独創」「私の美学建設」がある。そして最終的な創造として、主目的の二本立て内容を物語化し、子ども向けの小説として表現したい。生きる時間の制約はあるが、未来の子どもたちへコンテンツを残したい。 なぜ物語なのか。 ChatGPTに「物語効果」について聞いてみた。下記にその... Read More

「価値観原理」から議論を始める

道は全く見えず、高き山々の連なりが見えるだけだ。 前の記事で、「人類哲学の独創」についてのアウトラインをつくった。まずは4本柱となる原理のうち、価値観原理と概念原理から入っていく。予定する第一項目からスタートするつもりはない。その日その時の自分にとって最も高い関心をもつテーマから始める。まずは価値観原理論の第4章「価値観の形成と変容」から議論をスタートする... Read More

独創哲学の仮メニュー/2023年8月版

ターゲットは五千年後の子どもたち。 人類哲学の原理の理論体系を、網羅的に独創する。(ChatGPTが相棒) 五千年後まで色あせない普遍的な理論体系でなければならない。   1.構造原理(Structural Principles)  〇 認識原理論(インプット・解釈・表象)    Principle of Cognition (Input, In... Read More

思想というモンスター

哲学と思想を対比するとき、思想の領域の広さに絶望する。無限に枝分かれしていく価値観が思想を創る。だから思想の数は無限にある。哲学は一つの原理に収斂していく性質があり、思想は多元的かつ多様的に拡散していく性質をもつ。 人間はこのように生きたほうが良い、社会はこうなるほうが良い、こうなるほうが良いのだから、こうなるべきだ。というふうに思想は語る。善い悪いの善悪... Read More

理解されたい客体

人には、自分のことを他者に理解してほしいという欲求がある。正しく自分について理解してほしいと。承認欲求や自己実現欲求には他者が必ず絡む。え?自己実現欲求って自分だけのことではないの?と思うかもしれないが、自己実現というふうに自己という言葉を客観的に使っている時点で、自己と他者の二つの対立概念をつくっており他者を意識している。自己実現には外部への自己表現が含... Read More

価値観の「探究」

探究にわざわざ「 」を付けて「探究」にしたタイトルを見てわかるとおり、今回は探究について少し考えてみる。 探求と探究はどう違うのか。いや、どのように二つの概念を私は使い分けているのか。日本人にとって漢字は便利なもの。探求とは探し求めるということである。探究とは探し究めるということである。求めることと究めること、この違いで十分わかる。 探し求めるとは、暗闇に... Read More

価値観の現象学的性質

昨日の断想で見てきたように、価値観には連続的同一性の性質がある。毎分毎秒、外部からの情報や内面での思索、環境や身体状態によって価値観は刻々と変化するが、分断されることなく滑らかに連続している。 そのほかの現象学的性質について、項目に分けて議論していこうと思う。   1.価値観の固有性と共有性 価値観は個人固有のものである。固有になるにはどのような... Read More

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