目の見えない人の空間感

  今日の記事は自分で言うのもなんですが、注目記事です。人によっては後頭部をハンマーで殴られたようなショックを受けるかもしれません。(中にはその本読んだよ~という人もいらっしゃるでしょうけれども。) 2月6日に書いた記事(これも人気記事でした) 『絶対的空間感と相対的空間感』 のなかで私は、方向音痴の人は絶対的空間感をイメージできないのではない... Read More

信頼を考える

  先週からコピーライティングの本を4冊ほど読み漁っています。プラス『仕掛学』の本も面白そうだったので読んでいる最中なのですが…。 広告業界のコピーライトの世界は思ったよりも奥が深くて、これは心理学の応用、しかも深層心理学(無意識)にまで食い込んできています。また、『仕掛学』は間接的に無意識を利用するという面で似ている分野です。 単純に言葉のテ... Read More

『天籟の妙音』 安岡正篤先生

  ITバブルの始まり2003年頃は小泉構造改革もあって、米国を中心に日本への金融投資が活発化していました。そこで起きたのが2007年の米国サブプライム・ローン問題。これが引き金となり、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破たん、リーマンショックと呼ばれる金融危機が起こりました。 リーマンショック以前に米国の投資家は徐々に日本から引き揚げ始め... Read More

雑学せず。故に明らかなり。

  あちこちに手を付けまくって、さらにそのほとんどについて深く掘り下げ手を加えなければならない、そうした課題が山積している、この宙ぶらりん状態が創造力を生み出す状態として相応しい。というのはひらめきを体験している経験上なのですが、それでも抱え込み過ぎてしまって積載オーバーかなあ、と感じることがあります。それが昨日までの状態、ということに気づいた... Read More

“心のすがた”のブランディング

    小林秀雄の文学的表現、「すがた」について引用します。   「論語」はまずなにを措いても、「万葉」の歌と同じように意味を孕んだ「すがた」なのです。古典はみんな動かせない「すがた」です。 その「すがた」に親しませるという大事なことを素読教育が果たしたと考えればよい。「すがた」には親しませるということが出来るだけで、「すが... Read More

夢を食べなければ私は死ぬ

  20代最後の頃、知人と酒を酌み交わしたときに彼はこう言いました。 「夢を見続けても現実的に食っていけるもんか!」 目の前の現実に対処して稼がないと食っていくことはできないと。綺麗ごとでは生きてはいけないと。 私は彼にこう言いました。 「夢を食わないで生きていけるもんか!」   どっちかと言えば当時はバブル全盛期で、私のほうが現実的... Read More

法に知性と心が閉じ込められてはならない

  法律はなぜ必要だと思いますか。否、なぜ必要になったのだと思いますか、と聞いた方が良いかもしれません。 法の成り立ちは、共同体にとっての「悪」をその集団の構成員(もしくは長)が決める「掟/秩序」という側面(抑止も含)と、争いを「解決」するための側面(応報感情も含)の二つが端緒です。 「最終判断を法に委ねる」という趣旨が法治国家の理念になります... Read More

「いのち」の縁、同じ血を通ずる士

  29年前、最後の昭和である63年に出会い、細く長くですがずっと心で繋がれてきた(私にとってですが)という方がいらっしゃいまして、昨日はその方のオフィスにお邪魔し1時間半ほど話をしてまいりました。2月1日に設立した法人の趣旨を説明し、意見を拝聴したかったことが主目的でしたが。 私にとって「師」なのかどうかはわかりません。ただ知り合った頃も今も... Read More

絶対的空間感と相対的空間感

  人間は見たもの聞いたもの五感すべてで捉えたものを、自分の脳内でアレンジし、変化させてしまうことが往々にしてある。 過去の体験に頼り、判断能力を過信し、自己内に築いてある価値観と照らし合わせ、そのときの体調や感情、欲求によって、自分の手で事実を歪めてしまう。 こうして正直な自分の気持ちを表して書いているつもりで、自我が「私は正直に心のうちを書... Read More

ぐんぐん伸びるホームラン

  今日はまず、野球のバッティングフォームを例にとります。 プロ野球のホームランバッターのバットスイングは、ただ一人の例外もなく(私の知る限りですが)、「前」が非常に大きいです。この「前」というのは時間的な前ではなく(時間的には後になります)、ピッチャー側のスイングのことを言います。プロゴルファーの飛ばし屋も同じように「前」が大きい。この「前」... Read More

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