『日本』という個性(2)

  「愛してる」 小林麻央さんの最後の言葉を海老蔵さんが公表したとき、胸が熱くなったかたが多かったのではないかと思います。私もそのひとりです。 私の世代では「愛してる」は世間のそこらじゅうに溢れていて、言葉にするにはちょっと照れくさいながらも、エーイ言ってしまえ!で言える言葉になっていました。おそらく団塊の世代の人たちまでは、歯の浮くような「愛... Read More

『日本』という個性(1)

  寒さには弱いけれど暑さには強いと自信をもっている私ですが、一昨日と昨日の暑さにはわずかに頭痛も覚え、体から熱さが引いていかない自覚があって、ムムムと思っていたのですが、久しぶりに昨夜から今日にかけて13時間ほど睡眠を摂ってスッキリしました。我ながらよく眠ります。悪い奴ほどよく眠るらしいし。   さて。 「多様性を認める地球人類」と... Read More

情(こころ)の芸術

  梅雨のシーズンは多湿で不快指数が上昇しますね。クーラーによって除湿された部屋で快適に過ごす現代人。けれど、夏の暑さ冬の寒さ、そして梅雨の多湿感をそのまま経験してゆくことによって、日本人の抵抗力のある丈夫な体がつくられてきたのだとも思います。 こころにも当然、波が生まれます。波浪警報が発令されるような高波や荒波もあれば、平和に凪いだ海もある。... Read More

現代価値に対する漫画からの問題提起

  今日は軽い話題から。 週刊少年ジャンプに今年から連載されている、『ぼくたちは勉強ができない』という漫画について、おもしろいので書きます。 唯我成幸を主人公に、緒方理珠、古橋文乃、武元うるかの3人がヒロイン。 全員が同じ高校の3年生で大学受験を控えている。理珠は理系の天才で理系科目は常に100点満点。ところが国語がめっぽう出来なくて0点に近い... Read More

前時代的な「人づくり」思想を粉砕しよう

  現政権はアドバルーンを上げるのが得意らしく、次は「人づくり革命」というスローガンを掲げました。「日本を取り戻す」「美しい国、日本」「アベノミクス」「一億総活躍社会」などなど、エッジの効いたキャッチコピーに我々国民はその都度期待を寄せてきたのですが、例えば「一億総活躍社会」のアドバルーンの真下に行ってみたら何も造られていない空き地があっただけ... Read More

我を忘れ没頭する「楽しさ」

  人生の目的とは何かについて少し考えました。 「人間にとって」ではなく、「私にとって」です。 しかも今の私にとってであって、過去の私にとってとは違いますし(価値観の変遷があります)、また未来においてこれがどう変わっているのかは、まったくイメージできません。   人生の目的とは、人生そのものである。 何かに成りたいだとか、何らかの明確... Read More

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