雑学せず。故に明らかなり。

  あちこちに手を付けまくって、さらにそのほとんどについて深く掘り下げ手を加えなければならない、そうした課題が山積している、この宙ぶらりん状態が創造力を生み出す状態として相応しい。というのはひらめきを体験している経験上なのですが、それでも抱え込み過ぎてしまって積載オーバーかなあ、と感じることがあります。それが昨日までの状態、ということに気づいた... Read More

“心のすがた”のブランディング

    小林秀雄の文学的表現、「すがた」について引用します。   「論語」はまずなにを措いても、「万葉」の歌と同じように意味を孕んだ「すがた」なのです。古典はみんな動かせない「すがた」です。 その「すがた」に親しませるという大事なことを素読教育が果たしたと考えればよい。「すがた」には親しませるということが出来るだけで、「すが... Read More

夢を食べなければ私は死ぬ

  20代最後の頃、知人と酒を酌み交わしたときに彼はこう言いました。 「夢を見続けても現実的に食っていけるもんか!」 目の前の現実に対処して稼がないと食っていくことはできないと。綺麗ごとでは生きてはいけないと。 私は彼にこう言いました。 「夢を食わないで生きていけるもんか!」   どっちかと言えば当時はバブル全盛期で、私のほうが現実的... Read More

法に知性と心が閉じ込められてはならない

  法律はなぜ必要だと思いますか。否、なぜ必要になったのだと思いますか、と聞いた方が良いかもしれません。 法の成り立ちは、共同体にとっての「悪」をその集団の構成員(もしくは長)が決める「掟/秩序」という側面(抑止も含)と、争いを「解決」するための側面(応報感情も含)の二つが端緒です。 「最終判断を法に委ねる」という趣旨が法治国家の理念になります... Read More

「いのち」の縁、同じ血を通ずる士

  29年前、最後の昭和である63年に出会い、細く長くですがずっと心で繋がれてきた(私にとってですが)という方がいらっしゃいまして、昨日はその方のオフィスにお邪魔し1時間半ほど話をしてまいりました。2月1日に設立した法人の趣旨を説明し、意見を拝聴したかったことが主目的でしたが。 私にとって「師」なのかどうかはわかりません。ただ知り合った頃も今も... Read More

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