物語化

このウェブサイト全体のメニューは、当記事のようなその日の「断想」があり、主目的の「人類哲学の独創」「私の美学建設」がある。そして最終的な創造として、主目的の二本立て内容を物語化し、子ども向けの小説として表現したい。生きる時間の制約はあるが、未来の子どもたちへコンテンツを残したい。 なぜ物語なのか。 ChatGPTに「物語効果」について聞いてみた。下記にその... Read More

「価値観原理」から議論を始める

道は全く見えず、高き山々の連なりが見えるだけだ。 前の記事で、「人類哲学の独創」についてのアウトラインをつくった。まずは4本柱となる原理のうち、価値観原理と概念原理から入っていく。予定する第一項目からスタートするつもりはない。その日その時の自分にとって最も高い関心をもつテーマから始める。まずは価値観原理論の第4章「価値観の形成と変容」から議論をスタートする... Read More

独創哲学の仮メニュー/2023年8月版

ターゲットは五千年後の子どもたち。 人類哲学の原理の理論体系を、網羅的に独創する。(ChatGPTが相棒) 五千年後まで色あせない普遍的な理論体系でなければならない。   1.構造原理(Structural Principles)  〇 認識原理論(インプット・解釈・表象)    Principle of Cognition (Input, In... Read More

思想というモンスター

哲学と思想を対比するとき、思想の領域の広さに絶望する。無限に枝分かれしていく価値観が思想を創る。だから思想の数は無限にある。哲学は一つの原理に収斂していく性質があり、思想は多元的かつ多様的に拡散していく性質をもつ。 人間はこのように生きたほうが良い、社会はこうなるほうが良い、こうなるほうが良いのだから、こうなるべきだ。というふうに思想は語る。善い悪いの善悪... Read More

他者から理解されたい客体

人には、自分のことを他者に理解してほしいという欲求がある。正しく自分について理解してほしいと。承認欲求や自己実現欲求には他者が必ず絡む。え?自己実現欲求って自分だけのことではないの?と思うかもしれないが、自己実現というふうに自己という言葉を客観的に使っている時点で、自己と他者の二つの対立概念をつくっており他者を意識している。自己実現には外部への自己表現が含... Read More

価値観の「探究」

探究にわざわざ「 」を付けて「探究」にしたタイトルを見てわかるとおり、今回は探究について少し考えてみる。 探求と探究はどう違うのか。いや、どのように二つの概念を私は使い分けているのか。日本人にとって漢字は便利なもの。探求とは探し求めるということである。探究とは探し究めるということである。求めることと究めること、この違いで十分わかる。 探し求めるとは、暗闇に... Read More

価値観の現象学的性質

昨日の断想で見てきたように、価値観には連続的同一性の性質がある。毎分毎秒、外部からの情報や内面での思索、環境や身体状態によって価値観は刻々と変化するが、分断されることなく滑らかに連続している。 そのほかの現象学的性質について、項目に分けて議論していこうと思う。   1.価値観の固有性と共有性・・・価値観は個人固有のものである。固有になるにはどのよ... Read More

同一性

同一性について、少し考えてみよう。 自己同一性のことをアイデンティティと呼ぶことがある。この概念については以前、「帰属」を中心に断想を書いたことがある。今回は新しい視点で考える。 最も単純に、目が覚めたときの自分は、寝る前の自分と同じだと認識できるのはなぜか。それは記憶があるからだと皆言うだろう。記憶が再現されるからだと。 なるほど、では記憶とはいったいな... Read More

死を恐れないために

たとえば突然、貴方は医師から癌の告知を受けたとしよう。今それを仮定として想像するのと、現実に告知を受けるのでは迫真さが全然異なるから想像通りにはいかないと思うが、それは横におこう。 死が真に身近に迫ってくる「感じ」は、たった一人の個別体験であり、自分がいなくなることであり、真っ暗な闇の世界に物音ひとつ聞こえない。考えることができない。それも永遠に。自分が永... Read More

母の日

小学6年生の5月、児童全員にカーネーションが学校から配られた。赤いカーネーションを子供から母親に贈る年一回の恒例行事だ。クラスひとりひとりに配られる。40人のうち39人に赤いカーネーションが、1人に白いカーネーションが担任教師から渡された。白の1人は私である。 前年の7月30日に母は35年5か月の短い人生に幕を下ろした。美容室を経営していた彼女の夢は日本一... Read More

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