人生意義のセオリー(3)全体構造

  人生意義のセオリー(1)(2)の、詳細部分を完全にカットし簡略したチャートは下の図のようになります。     〇 Mind から人生の意義が生まれる。 〇 高貴な価値観をつくらなければ高貴な人生の意義とはならない。 〇 人生の意義へ向かって進むことによって Mind もまたつくられる。 〇 人生の意義に沿った企画を幾つか... Read More

人生意義のセオリー(2)企画と戦略

  人生の意義と欲求の関係には、テーマ(意義)を先に決定してから欲求につなげていく場合と、何かの欲求に動機づけることでテーマが決定していく場合の二方向があることを確認しました。 そしてテーマと欲求だけでは絵に描いた餅であり、具現化しようとしなければ「プロセス」に意義を感じることはありません。つまり「何を」するかの「企画」が必要に... Read More

人生意義のセオリー(1)意義と欲求

  毎日同じことのルーチンを繰り返し、日常のほとんどがやらねばならないことで埋まっていて、たまに旅行へ行くことくらいが楽しみでという方も少なくないと思います。昨日までの自分の歴史を振り返ってみて、私の人生っていったい何だったのだろうかと。身近な人が亡くなっていくなかで、自分もやがてこの世から去っていく未来に置きかえ、我が一生をなぞると... Read More

subject(9)実在と観念

  「実在」という言葉を一般的に使用する場合、例えば「実在する人物」のように使います。確かに存在する(した)人という意味です。哲学における「実在」は少し違っていて、それも幾つか異なる定義があるのですが今扱っている議論では、「近世哲学においては、実在論は物ないし対象がその表象としての存在以外に、それ自体としての存在をも持つと考え... Read More

subject(8)中核となる個人価値観の解体

  もののあはれとは、自分の志向の先にあるその世界と自分の心が溶けあった、全体感の哀情だと前の記事で書きました。こちらの方向へ論理を展開していきたい誘惑を、今の時点では振り切ります。考察の羅針盤は、できるだけ「心」や「意識」という観念的で不確かな“モノ”を避ける方向を示しているように思います。 また、西洋と東洋の文化比較、インド... Read More

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