現代の世情をながめれば、政治の軽薄化、格差社会、経済偏重主義、心無き時代、人々の無表情化、核戦争の危機、宗教活動テロ、地球温暖化など、「人類の危機」が訪れている感さえあります。 現実に対処していくことは大切です。しかしそれだけでは根本的治療にはならず、表面的かつ場当たり的でつぎはぎだらけの、原型をとどめない醜い人類文化がどんどん歪んでゆくば... Read More
私という生成物
本当に大切なことというのは後回しにされていることが多いのではないかと思います。目先の優先しなければならない現実に振り回され、いつでもできる本当に大切なことが分かっていながら出来ていない。 なんだか『星の王子さま』の、「本当に大切なことは目に見えないんだよ」に感覚が似てるなぁと感じています。 このホームページは、私にとって本当に... Read More
無意識の混沌から生まれる創造
心理学というジャンルが本格的に学究されだしたのは18世紀後半頃からで、とても若い学問です。なかでも無意識の心理学については、ピエール・ジャネ(1859-1947)、ジークムント・フロイト(1856-1936)、カール・グスタフ・ユング(1875-1961)らが道を開き20世紀に開花したばかりです。 近代自我は、合理性、効率性、... Read More
先賢とのおもしろ対話
昨日記事では「笑いながら哲学する」をテーマにニーチェをいじりましたが、今日は、わたし流の先賢との対話をおもしろく綴ってまいります。 上の写真は『考える人/ロダン』でありますが、やはりどうしても、トイレの最中に考えるふりをしているだけなんじゃないかという不安がよぎります。不安って?(苦笑) なんか哲学だとか何とか学だとかという学問っぽい書を読... Read More
ニーチェの茶目っ気ぶりご紹介
ニーチェをよくご存知ない人は、ニーチェと聞くとどういう想像をされますか? 哲学者で気難しい感じの人、天才と狂人は紙一重で遂に気が狂ってしまった人、『ツァラトゥストラはかく語りき』での「超人」を発明した人、よくわからない人(苦笑)などでしょうか? いえ、私もそれほど詳しいことは知らないのですが、ブログでちょくちょくニーチェを引用... Read More