アイデンティティ(2)

  さて、アイデンティティももちろん上記のロジックに関係してくるのですが、これがまた難しい。なぜ人間には「同一性」が自然にはたらくようになっているのか、その原理に嵌る価値と欲求のピースを探しているところです。 アイデンティティは「同一性」と邦訳されますが、まずは心理学的なアイデンティティではなく、哲学としての「同一性の基準」の解決を図る。 &nb... Read More

アイデンティティ(1)

  いよいよ本記事から自己の根源的テーマに入ります。前記事までは帰属の意義、所属への欲求とメリット/デメリットなどについて考えてきました。それらの課題もまだまだ十分には程遠い途上にありますが、一旦寝かせます。ここからの論考は抽象論的な「自己」の解体と再建設を考察主体とする。特に「自我」や「主観」「表象」「意識」について掘り下げることになる。 まず... Read More

帰属意識(5)アイデンティティ

  『HINOMARU』を歌うRADWIMPSは若者に人気のグループであるらしく、批判に対しての批判として若者の擁護が大きな声となっているようだ。ますます「近頃の若者は右傾化している」と言われるかもしれないが、反左傾が実態ではないだろうか。そしてこれは世界的傾向にある。 つまり、右傾化への流れを作ったのは皮肉にも、左派メディアと左派運動家のポリテ... Read More

帰属意識(4)ナショナリズム

  『HINOMARU』の歌詞が注目を集めている。批判することも擁護することも歌詞内容に同感することも、議論となることについて言えば国民意識は健全というべきだろう。そのほとんどがナショナリズムに直結させての考察であり、これは作詞者のブログを読んでみても同じである。まずはナショナリズムについて考え、次に別の側面からも光を当ててみたい。 例によって批... Read More

帰属意識(3)愛と協働

  ある集団への帰属意識は多様な形で愛情を生みだす。 前の記事では所属する集団の分類と価値について考えました。さまざまな集団が所有する価値に対して私たちは欲求を覚えます。価値に対する欲求をかなえて所属することで、その後に生じる帰属意識の愛と協働行為の素晴らしさと、注意しておくべきデメリットについて考えてみたいと思います。   &nbs... Read More