体系的に哲学の理論を構築する


私は、終わりのない小説創作を人生最後のコンテンツとして、このウェブサイトに表現していくことを目的としている。その小説のテーマは哲学であるので、体系的に哲学の理論を構築しなければならない。こちらが先だ。同時並行でやるにはもう少し熟成が必要。

哲学テーマには、人間の外側にあたる世界(人間を含めた世界)がどういう構造でどのように形成され、どのように動いているのかを明らかにする「実在論」と、人間そのものをテーマとする「観念論」とが、二大原理としてある。

前者は自然科学が先行すると考えており、私は後者の全域を体系化する。扱う範囲があまりに広く無謀かもしれないが、チャレンジだ。

暫定的な体系の骨格はつくった。

上記内容については、「人類哲学の独創」このページからスタートする。

中心とするのは「価値観原理」である。価値の原理ではない。価値観の原理を明らかにしていく過程に、価値生成の原理は当然含まれる。重要なのは、人間にどのようにして価値観が形成され変容していくかである。「脳」をターゲットとする物理科学的議論ではなく、「心」をターゲットとする心理学的議論でもなく、哲学としての議論を展開していく。

価値論はニーチェが手掛けたが、未完成のままだ。彼の価値論のつづきを引き受け、価値観の原理究明へと昇華させていきたい。

くしくも今日は、ニーチェ生誕の10月15日。

志、新たに。

 

 

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