principle(1)序


観念論と実在論および直接視座にかんする subject シリーズ( 1 ~ 10 )の新たな展開として新章に入る。principle は「原理」という意味でタイトルに付けた。人間「個」の原理を追求していこうと思う。価値観、価値付与、現象の認知から解釈、欲求の生成から表現(実行)、意思と意志、意識と無意識などを根本原理から解明したい。

来年か再来年には subject シリーズと principle シリーズの融合ができるかもしれないと、ぼんやりと考えている。けっして目指す目的ではないけれども。もちろん、ブログ的意味の発信としては principle シリーズだけでなく、多様なテーマについて書き進めていく。今年は簡単に短文をアウトプットできるTwitterに表現することで満足してしまい、サイトへの論考のアウトプットが少なくなり、美学価値の創造も体系化も全く進んでおらず反省至極。

サイトの国際化にチャレンジし多言語発信をしていこうと7月1日に書いたことで、書き込み表現のハードルを上げ過ぎたのも一因だと思う。主軸はアウトプットを機会として考察し、アウトプットされた自己の文章を他者の文章として眺め更に考察することであり、表現や誰かに伝えることは二の次であった。初心に戻ろう。文章は敬体でなくなるべく常体で書こう。多言語翻訳は、時間が余って気が向いた時のおまけとしよう。

新章のプロローグは書いた。

しかし次のページに何を書くかとか全体構想などは全く考えていない。未計画、未設計、気の向くままの思いつきを綴っていくことにする。

とは言え、根本原理を考察する上では「人類知の限界」があって、未来に究極まで人類知が進歩しても、それを遥かに超える「何か」によって人類は包摂される。「何か」は言語でも数字でも表現できないことについて、まず始めに考えておいた方が良いだろうと思っている。謙虚に。

 

 

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