私の美学建設
このウェブサイトのなかで、二つのコンテンツ「人類哲学の独創」と「私の美学建設」は、私にとって生きるための両輪である。「人類哲学の独創」は無色透明な「理知」によって普遍性を目指すもので、「私の美学建設」は彩り豊かな「心」の涵養を目指すものである。二つのコンテンツをこのアトリエ(ウェブサイト)で創造していくことは、私が死に至るまでの生涯をかけた仕事である。自然に見つけた探究創造が、ライフワークになった。
さて、このアトリエで概念として使う美学とは、人生美学、生きかたの美学を指す。個人的なものであり普遍性はない。
「私の美学建設」は、私の一生分の魂の資産という意味では、人生の形見だといえる。もっとも、私の場合は意志的に目的として人生美学を創っているのではなく、創ってきたのでもない。生来の内向性の無さによって、自分自身のことにエネルギーが向かわないため無頓着なのだ。よって、私の場合の「私の美学建設」は、生成するものではなく、生成されたものとなる。既に私の内部で自然生成されたもの、または生成されつつあるものを言語化していく。
人生美学はいわゆる「思想」ではない。思想の定義は別に記すが、社会における主義・イデオロギーに関して私は、一貫した自分の価値基準はもたず弾力的に自在である。例えば、社会に対して保守的なスタンスをとるときもあればリベラル的なスタンスをとるときもある。私に社会思想はなく、社会に理想を求めず、社会に期待もしない。私が期待し、声を届けたいのは、まだ見ぬ未来の「個人」である。
「私の美学」とは、私がどのように生きてきたのか、どのように死んでゆくのかという、人生道の個人的な規範である。他者に押しつけるものでも勧めるものでもない。ここにいるひとりの人間の美学であり、それ以上でも以下でもない。
INDEX
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- 自由
- 冒険への旅立ち
- 希望の創造と体現
- 光り輝く躍動感
- 偶然の醍醐味
- 機会を逃さない
- 可能性に生きる
- 志なくて何が人生か
- 侠気と情熱
- 裸で生まれ裸で死ぬ
- 潔く粋に生きる美学
- 我が道をゆく
- 無名の雑草魂
- 不撓不屈の挑戦
- 死の三秒前の私
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- 八十にして成る
- 孤高の沈潜
- 濶大・趨勢・遠望・根源の識
- 深奥の叡知創造
- 義憤の怒りパワー
- 心意気
- 死ぬ覚悟と度胸
- 悲哀の潤い
- 情こそが生命の証
- 深沈厚重
- 高貴・高潔とは何か
- 清き明きこころ
- 私としての矜恃
- 心魂を磨く涵養
- 天籟の精神
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- 公正
- 五千年後の子どもたち
- 変革前提の思想創造
- ラベリングからの卒業
- 平衡と公平秩序
- 信頼の存在感
- 人情が生きる
- 笑顔を絶やさないこと
- それぞれの役割
- 間接的レバレッジ
- 協働と相乗効果
- 過度依存なき個の自立
- 大道の世の鷹揚
- 感謝への架け橋
- 大自然と人間社会
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- 閃光
- 目的的と自成的
- 未来像への憧憬
- 知から叡智へ
- 感性の洗練
- 子どもごころの遊戯
- 独創のための柔軟
- 偶然の神
- 内的世界の多元主義
- 卓越した夢想
- 洞察力の練磨
- 類推と仮説の連発
- 未完放置の醸造と発酵
- 矛盾と混沌が生成の種子
- 永遠の未完成