執筆者プロフィール2


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ギャップが大きい多人格性

一般的に人は他者に対して、「腹の中では何を考えているのかわからない」とよく言います。これは他者に対する場合ですが、しかし、内面においてもどれが「本当の私」のなのか、たくさん有り過ぎて自分でもわからないというのが正直なところです。「本当の私」は無いのかもしれませんし、無くても困りませんね。かなりギャップが大きい多人格性ですが、他者からは裏表のないあっけらかんとした人物に見えるらしいです。まあ、基本的に子どもっぽいし馬鹿っぽいからねえ。

ブログに限らず常識的なカテゴリー分類は、例えば政治/経済/趣味/学問/生活/というふうに分けるのでしょうけれど、このブログでは執筆者一人の多人格によってカテゴライズしてみました。では、内面における12の人格の自己紹介を致します。

 


風の人~爽やかモード

リアルにおいて日常的に風の人格モードがベースで、潔さが信条です。リアルとは異なり、このサイトでは「山の人」にメインキャラクターを譲ります。いつも「なんとかなるさ」と楽天的かつポジティブに生きています。切り替えが早い方だと思います。逆に言えば執着できない、あっさり手放しやすいという短所になります。


炎の人~熱血情熱モード

私にはスペインの血が流れているのではないかと思うほど、情熱的で刹那的に心を尽くすことが多々あります。もちろんこれは私のスペインに対するイメージですが。風の人の潔さとは正反対に、熱帯雨林系の暑苦しい一面がある。この情熱と刹那の裏側には、哀愁のセンチメンタリズムが同居しています。


山の人~孤独仙人モード

私は自他ともに認める一匹狼タイプで、社会的にはアウトサイダーです。群れることが嫌いです。誰にも邪魔をされない孤独の空間と時間は私には手放せないものであり、孤独に寂しさを感じることは一切ありません。当ウェブサイトの性格上、この哲学モードで執筆することが最も多いです。


谷の人~世俗庶民モード

「仙」は人が山に棲むと書き、「俗」は人が谷に棲むと書きます。世俗の世界では、社会常識を備えた社会人として生活を営んでいかねばなりません。いわゆる人と人とが絡みあう生々しい現実社会。政治や経済、ニュースなど、俗世間の出来事について言及するときのモードです。


夜の人~感性創造モード

静まり返った漆黒の闇の時間は、最も感性的になれる大切なとき。言語思考する左脳の縛りから解放されるとき、右脳が活性化してくる感覚が、夜の私にはあります。感性が豊かになれるタイムゾーンは創造活動にとって欠かせません。


純真な人~永遠少年モード

子どもごころのモードです。「あ!いいこと考えた!」と思いついていたずらして大人に怒られていた子どもが、そのまま大人になってしまいました。私は想像力(妄想力ともいう)たくましいです。月曜には毎週欠かさず『週刊少年ジャンプ』を愛読中。『星の王子様』の「永遠の少年」も私の一面です。


水の人~柔軟開発モード

どのような形にも変化する水は、フレキシブルな考えかた生きかたの象徴です。固定観念にとらわれず、常に未来の可能性を開放的にとらえ、新しいものごとを創造することが好きです。非現実、非合理、非効率、無計画性、無秩序から自然に起きるマッチングを大切にしています。閃きを得るためモードです。


光の人~希望追求モード

私が2017年からスタートアップした活動は、ビジネスもプライベートも、すべて『希望の創造』がテーマの一つとしてあります。希望は変革にチャレンジしていく実践の中に生まれ、それを見ている人の心にも希望が生まれるはずだと信じて歩んでまいります。チャレンジしていく人格のモードです。


桜の人~日本文化モード

日本のシンボルの花は桜と菊です。特に日本人は散っていく桜花に、自分の死生観を重ねます。日本という国に、日本人として生まれ育った私の心には、連綿と受け継がれてきた日本文化が宿っていると感じることがあります。日本人の感性が受け止める感覚的世界観、歴史観を含めた情趣的世界観を綴っていきます。


大地の人~大自然モード

私たち日本人には、「自分が死んだら土に還る」という思想があります。土すなわち地球そのものの一部が人間であり、私がどこで生きても、いずれ死んでも、私は地球の一部であることに変わりありません。地球の大自然のなかで大自然として生きる、そんな心のモードです。


黄昏人~哀感潤いモード

哀感のセンチメンタリズムは不思議です。普通の人の多くは悲しみを良くないことだとして嫌いますが、私にとってのかなしみは、心が満たさせる潤いへと変容することがあります。音楽においては短調のクラシック、短調のスペインの楽曲、ボリビアンフォルクローレ、もの哀しいバラードなどを特に好みます。


鳥の人~知的俯瞰モード

俯瞰視点からのなんらかの法則性や類似性、全体の分解と分析など、知的に閃いたり気づいたりしたことを書き留めていくモードです。私にとって知的アイデアの誕生は、連立方程式のひとつになる可能性があります。


 

多くの人格があっても、そのうち一つの人格のみを使って書くというのは不可能です。他の人格のモードが何割か混ざり合い融合しています。

私たちは自分自身の多くの人格的性質をメタ認知することで理解します。もちろん正確さには程遠いかもしれません。しかし、自己メタ認知を行うことによる利益は数多くあります。(長くなるのでここでは詳述しません)

一方で人間は、社会生活における多様なシーンで、仮面をかぶります。社会的な仮面は、私たちの内面にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。「社会的価値観による個人的価値観への影響」は私の考察テーマの一つです。

多面的な人格はどのように生じるのでしょうか。内面に存在する観念世界のなかで多数の小世界を想像によって創造し、そこでは無数の価値観が絡み合い、さらに思考視点が多角的に変化することによって幾つもの人格が生じます。多数の小世界は実在世界に投影され、そのシチュエーションでの人格が自然に現れるのだと考えています。自分の内部に矛盾した価値観が内在していればしているほど、思考視点や直感感覚の受容が硬直化せずに柔軟であればあるほど、多人格性を許容できるように思います。ただし、多人格統合力が強くなければ統合失調や多人格障害になってしまいそうな気もしますので注意が必要です。

以上が多人格カテゴリーの説明です。

 

 

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