1ヶ月で5億年の生物進化


三木成夫さん(1925-1987)という医学者が書いた本によると、人間の内臓は宇宙のリズムに呼応しているらしいです。そして赤ちゃん受胎後30日からからわずか1ヶ月で魚類から両生類、爬虫類、哺乳類の5億年の変化を三木さん自身が確認したと述べています。

1ヶ月間で生物進化の5億年分というのは凄過ぎる。女性の体の負担も相当でしょう。

今後、この仮説が検証されるかどうかは分かりませんけれども、人間には植物の記憶もある(海洋性植物)という説にも、私は「そうかもしれない!」とロマンを感じるタイプです。

おそらく現実主義的、科学主義的、頑なに見えた世界だけを信じるタイプの人が現代ではマジョリティーだと思います。そうした方々にとっては血液型のミステリアスなども含め、まったく興味が湧かない分野だとも思います。

可能性にロマンを感じない方々にとっては、上記の1ヶ月間5億年という仮説も、トンデモだとかオカルトだと評価するに違いない。三木さんは血液型の世界分布のことも書いてらっしゃいます。

可能性に視野を広げるも閉じるも人それぞれで良いと思います。

 

 

関係あるかないかわかりませんけれども、疲れ目や目の充血で皆さん説明書きなどを読みますか? どの目薬を買うかの判断は、価格もあるでしょうけど、最も優先するのはどんな価値でしょう?

私の場合は、素敵な印象の目薬です(苦笑)

カラーとボトルを見ているだけで、なんだか目が良くなってくるような気がしてなりませんが、同じような人もたぶんいるのでしょう。この目薬がAmazonで売れ行きナンバーワンだそうです。成分や説明をほぼ読まない私には納得。

 

さて、先日、「ひらめき」に関連して、「無意識の願望」があるんじゃないかという、ある方のブログ記事を読みまして、ここ2日間くらいそのことが頭から離れなかったのですが、思いつくままに書いてみます。

まったくそのとおりだと同感しました。無意識の中に、強く「テーマ(題材)」として引っ掛かっていることに対して創造の閃きが起きるのは間違いなさそうです。そしてそのテーマというのは、自分にとって楽しく素敵なことで、閃くとわくわくすることで、その閃きを待ち望んでいる無意識の願望がきっとあるんだと、そんなふうに考えました。

ただちょっと異なっていると思ったのは、私にとっての閃きは「知」(補完する知識)の閃きではなく、「シーン」なんです。新しいアイデアの全体像みたいなこととして閃くのです。不足しているピースが何かというのではなく、無意識の中で、幾つかの知恵や方程式同士が勝手に化学反応を起こして新しい化合物を創造作品として提案してくる、そんな感じの閃きです。

そこにはやはり、頭で考えるというだけではなく、むしろ、脳以外の「からだ」とか「こころ」とか、具体的に言いますと、肝臓だとか血管・血流、心臓、内分泌系ホルモン、大腸小腸あたりが活発になにかうごめいている感じがあって、それが脳の記憶と合わさって耳の奥からイメージされてくるみたいな、特に、朝起きたとき、深夜にぼーーっとしているときが多いんですけど、日中もあります。ひとりでリラックスしているときですね。

先ほどの「無意識の願望」が強いときというのは、知らず知らずのうちに、目や耳で、情報を無意識が拾い出している感覚があります。

そしてアウトプットしているとき。先日来より、ニーチェの『ツァラトゥストラ』の読み解きをアウトプットしているのですが、驚くことに、あそこに書いた内容は、アウトプットし始めてから関連性に閃き、書き直したものが大半です。集中力が恐ろしいくらいに研ぎ澄まされる。無意識が活性化している感覚。アウトプットし始めるとどんどん想像力が増強されて、それまで気づけなかった微かなことに、ざわっとくるんです。まるで皮膚で触れたかのように。

 

そうしたことを考えていますと、冒頭に書きました三木成夫さんの直観をもっと知りたくなってきました。人間の無意識の可能性を開くための素晴らしい知見に出会うことができたと感動しています。

 

 

 

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