無意識の道しるべ

  人類は科学を発展させ宇宙の神秘を物理学によって解明しようと試み、その研究と実験は日進月歩で、月までの一般人往復旅行程度ならば今世紀中に達成されるだろう。 他方、人間の心については解明の糸口さえもつかめていないのが現状だ。物理学や生物学、西洋医学は心の問題を「脳」の問題として扱う。しかし、それらの「科学」は非科学的現象、非合理的現象については... Read More

無意識とペルソナ

  以前のアメーバブログではペルソナ(仮面)について何度か書いたが、昨年年初にこのサイトを立ち上げてからは初めてになる。自分の無意識を探究するうえでペルソナからアプローチをかける手法は私にとって解りやすい。 まずはペルソナについて復習しておこう。 Persona とはラテン語で仮面や人格を表す。personal や personality の語... Read More

19世紀初頭の「無意識」

  Twitterに少し書いたのですが、カール・グスタフ・カールス(1789-1869)の無意識についての考察が興味深く、フロストもユングも未だ生まれていない19世紀初頭の無意識について考えてみたいと思っています。どこまで踏み込めるかわかりませんが。   カール・グスタフ・カールス(1789-1869)・・・ドイツの内科医系医師であり... Read More

深淵から見られる自分

  「自分探し」という言葉があります。 私にはどうしても実感できないのですが、この言葉を用いるかたは、「本物の自分」があると考えているのではないかと思います。この、「本物の自分」ということが私にはわからない。多面的な人格はあるのですが、どれもこれも本物ではなく全てを統合して「自分」になっている、という考えかたをしています。ただ、その「心の核」と... Read More

無意識の混沌から生まれる創造

  心理学というジャンルが本格的に学究されだしたのは18世紀後半頃からで、とても若い学問です。なかでも無意識の心理学については、ピエール・ジャネ(1859-1947)、ジークムント・フロイト(1856-1936)、カール・グスタフ・ユング(1875-1961)らが道を開き20世紀に開花したばかりです。   近代自我は、合理性、効率性、... Read More