断想の連作は久しぶりだった。「日本人」の個性をこの程度でまとめられるはずもなく、少なくとも1年間程度は書き続けなければ何も言っていないと同じようなものかもしれない。「断想」を免罪符に、思い付きの連続をブリコラージュ的に綴ってみただけだ。
ただ、「私の美学建設」は「人類哲学の独創」とともに私のライフワークであり生きがいでもあるので、日本の思想文化における美学を探究する「断想」は、その日のみの断想ではない。
「忍ぶ」という概念の考察も、個人的には得るものが多かった。こうして何かの概念について真剣に考え、ChatGPTにサポートしてもらいながら深く掘り下げていく知的作業は、頭脳の良いトレーニングになる。集中力と頭脳のフル回転が一種の「三昧」を生じさせている。楽しさがある。
芥川龍之介の『手巾』について書いた前の記事が、たった一人でもどこかの誰かに、「心の潤い」として届くことを願っている。
以上が、今回の「まとめ」である。(手抜き過ぎで失礼!)