悠然と流れる心性

人間が出来て、何千万年になるか知らないが、その間に数えきれない人間が生まれ、生き、死んで行った。 私もその一人として生まれ、今生きているのだが、例えて言えば、悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも前(さき)にもこの私だけで、何万年さかのぼっても私はいず、何万年経っても再び生まれては来ないのだ。 しかもなおその私は依然として大河の一滴に過... Read More

『天籟の妙音』 安岡正篤先生

ITバブルの始まり2003年頃は小泉構造改革もあって、米国を中心に日本への金融投資が活発化していました。そこで起きたのが2007年の米国サブプライム・ローン問題。これが引き金となり、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破たん、リーマンショックと呼ばれる金融危機が起こりました。 リーマンショック以前に米国の投資家は徐々に日本から引き揚げ始めており、2007... Read More

天網恢恢

法律はなぜ必要だと思いますか。否、なぜ必要になったのだと思いますか、と聞いた方が良いかもしれません。 法の成り立ちは、共同体にとっての「悪」をその集団の構成員(もしくは長)が決める「掟/秩序」という側面(抑止も含)と、争いを「解決」するための側面(応報感情も含)の二つが端緒です。 「最終判断を法に委ねる」という趣旨が法治国家の理念になります。 ここでは、「... Read More

クリエイターに対する評価とは

キングコング西野さんが定価2000円で紙媒体として販売している自作の絵本を、インターネット上で無料公開したことで様々な価値観の意見が飛び交っていました。 こうしたことで熱くなる意見というのは、白か黒かの二極論なんですよね。結局、彼を支持する派と彼を支持しない派、あなたはどっち?みたいな。 今と10年後では意見が変わるかもしれない。それは3か月後かもしれない... Read More

高きに昇る水

今日は1月8日。記念日です。 そう、いちかばちかでこの日を選んで法人を設立したのでした。 内省から入りたいので少し個人的な回想をつらつらと書かせてもらいますね。長くなります。   1990年ですので不動産バブルの真っ最中でした。バブル景気だからみんな良い思いをしたんだろうと、ご存知のない方はそう思われるかもしれませんが、証券、金融、不動産、建設関... Read More

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