阪神タイガース日本シリーズ制覇

2023年11月5日。阪神タイガースが日本シリーズを制覇した。小学校低学年の時からタイガースファンを貫いている俺からすると、セリーグで優勝しようが日本シリーズを制しようが、ちょっと嬉しい程度なんだよな。別に勝たなくても愛着度は何も変わらない。でも、ちょっと嬉しい。1985年に日本一になった時も、テレビで観戦していてバカ騒ぎには全然加わらなかった。でも何度も... Read More

「らしさ」の是非を問う

「らしさ」について。 「らしさ」は、名詞や形容動詞の接尾語である「らしい」から派生した形容詞を、その「い」を「さ」に変えて名詞化し、「ふさわしい様子」や「特徴の現れ」を表現するものである。たとえば、「男らしさ」は、男性らしい特徴がよく現れていることを指し、「君には男らしさがある」と言えば、その人には男性らしい特徴がよく現れており、男性としてふさわしいという... Read More

「和熟」―― 折り合うということ

他人に共感を覚える。このことが始まりとなって友人となったり恋が芽生えたりすることもある。なぜ私たちは共感するのか。或いは共感できないのか。そして共感することは良いことなのか。また、共感できずに友人を遠ざけてしまったことはないだろうか。 自分の認識は真実であり正しい。自分の価値付与は善であり正しい。 なるほど、正しいことには皆が共感すべきであるということか。... Read More

店名公表について

今夜二本目でございます。みなさんいかがお過ごしでしょうか。緊急事態宣言前夜ですぜ。祝杯でもあげますか。え?そんな気分じゃないぞって?おこらんといてください(笑) さて、飲食店に発令される、おまえらこの時間以降に店あけてたら店名公表すんぞ!という罰則についてですがな。法改正が必要かどうかはあたしにゃわからんので明日からすぐの実効性があるかどうかは知りませんけ... Read More

タトゥーについて

はい、こんばんはー!昨日掲げた「明日はこのどれかについてコラムを書く」宣言を堂々打ち破りまして(笑)、まあ余裕があれば二本目書きますが、今夜はタトゥーについてです。気に留まったので。 年末にボクシング世界戦で防衛を果たした井岡選手のタトゥーについて、なんか盛り上がっている感じですが、まず、入れ墨と聞くのとタトゥーと聞くのではイメージちゃうがな(笑)みんなそ... Read More

平成最期の日に

今日で平成が終わる。 平成に置き去りにしてゆくことと取り戻すことをまとめておきたい。自戒の念を含め少々辛口になる。   1.「平成」は、「昭和」を卒業し「令和」へステップアップするためのモラトリアム期間という一面があった。 敗戦国としての日本 日本政府が「戦後レジームからの脱却」を標榜しても、米国からの圧力をはねのけ米国への依存度を減らし、敗戦国... Read More

罰と躾と刑法

体罰の是非が問われるのは良い機会だと思う。世界的にも教育に体罰が必要か否かについて賛否が分かれ、問題として取り上げられている。ヨーロッパで特に躾の厳しいドイツやイギリスにおいてさえも、体罰を禁止する動きが加速しているが、一方で、イギリスの学校では一旦は体罰を禁止したものの、あまりの秩序の乱れにクリスチャンらが業を煮やし、「体罰を復活」の訴えが最高裁に出され... Read More

人間個人の反同質化

3月15日の記事『社会からの多様性要請は疑問』について、更に考えを深めてみたいと思っています。 この多様性要請によって、「人間」と価値観の水平化、平均化、画一化、コモディティ化が世界中で進んでいると感じています。その揺り戻しと反動として、ヨーロッパもアメリカも、そしてわが国も、ナショナリズムへの意識が高まってきました。ナショナリズムの是非は別としまして、正... Read More

共同体としての家族

「家族ってなんですか?」 と問われたらあなたは何と答えるのでしょうか。 この質問は国会議員さんにぶつけてみたいところです。どのように答えるかでその議員の、共同体にかんする基本的な価値観がわかるような気がします。 家族は共同体の最小単位です。   天下国家を語るのは案外簡単なのかもしれない。家族を語るほうが意外に難度が高いように思うのは私だけでしょ... Read More

徒党の発展型である共同体

今日は、共同体とはどうあるべきかを、まずは太宰治の随想『徒党について』を題材に考えてみたいと思います。   『徒党について』 徒党は、政治である。そうして、政治は、力だそうである。それなら、徒党も、力という目標をもって発明せられて機関かも知れない。しかもその力の、頼みの綱とするところは、やはり「多数」というところにあるらしく思われる。 ところが、... Read More

TOP