無意識とペルソナ

  以前のアメーバブログではペルソナ(仮面)について何度か書いたが、昨年年初にこのサイトを立ち上げてからは初めてになる。自分の無意識を探究するうえでペルソナからアプローチをかける手法は私にとって解りやすい。 まずはペルソナについて復習しておこう。 Persona とはラテン語で仮面や人格を表す。personal や personality の語... Read More

19世紀初頭の「無意識」

  Twitterに少し書いたのですが、カール・グスタフ・カールス(1789-1869)の無意識についての考察が興味深く、フロストもユングも未だ生まれていない19世紀初頭の無意識について考えてみたいと思っています。どこまで踏み込めるかわかりませんが。   カール・グスタフ・カールス(1789-1869)・・・ドイツの内科医系医師であり... Read More

星の王子さま(5)―Secret World

    星の王子さま(4)―Solitude からのつづき。 今回の星の王子さまシリーズは、この記事をもってラストとします。最後にとても大切なことに気づきました。   星の王子さまが自分の星に帰っていったあと、こう書かれています。少し長文になりますが引用します。   こうして、いまではもちろん、もう六年が経った・・... Read More

星の王子さま(4)―Solitude

  星の王子さま(3)―Creativity からのつづき。   (2)では Only One に触れたが今回は角度を変えて「孤独」というテーマをとりあげる。『星の王子さま』の作品全体に感傷的な情緒を感じる人が多いかと思う。翻訳者が作品に寂しさを感じ感傷を意訳に織り交ぜている面もある。ユング派心理学者のM.L.フォン・フランツもその一... Read More

星の王子さま(3)―Creativity

  星の王子さま(2)―Only One からのつづき。   地球上の〈ぼく〉と星の王子さまは、飲み水を切らし砂漠の中の井戸を求めて歩き続ける。日が暮れて夜になってしまう。   「星たちは美しいね、見えない一輪の花のおかげで・・・」 「もちろん」とぼくは答えた。そして話すのを止めて、月光の下の砂の皺(しわ)を眺めた。 「砂漠... Read More

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